.....契約までの流れ.....

<申し込み→入居審査→審査完了→書類完成→契約>

■申し込み時に確認しておきましょう!

気に入った物件が見つかったら、入居申込書等の記入をし、事務的な手続きを行いますが、その際にいくつかの確認をしなければなりませんので、以下のことを注意して確認しましょう。


   申込金

(手付金・予約金)

申込金は「借りる」という意思表示の為に支払うお金であり、そのお金は契約金の一部に当てられるのが一般的です。

申込金が必要な場合と必要でない場合がありますが、ほとんどの場合、家賃の約1ヵ月分が必要です。もし持ち合わせが無い場合は不動産屋さんに相談してみましょう!!
 ※申込金がどのような意味を持っているのか、キャンセルした場合戻ってくるのか等を再度確認し納得した上で「借りる」という意思表示をするために預けましょう!預けた際に必ず領収書(預かり証)をもらう事を忘れずに!

(キャンセルした時にお金を返してくれるという約束がある場合はその書面ももらえればもらいましょう!)



契約に必要な金額

契約金明細を出してもらい、「契約にどれぐらい必要か?」「何のためにどんな費用がかかるのか?」を一つ一つ理解しましょう。

また、そのお金をいつまでに用意しなければならないのかをしっかり確認しましょう!



スケジュールの確認

引越しまでのスケジュールの確認をしましょう!「いつ、どこで契約をするのか?」「契約時に保証人が立ち会うのか?」「いつまでに書類を揃えたらいいのか?」「いつから引越しできるのか?」を確認しましょう!物件の状況によってハッキリしない場合は、いつ解るのかを確認しましょう。



必要な契約書類の確認

契約の内容や契約する不動産会社・大家さんによって必要な書類が変わってきますので、入居者の必要な書類、保証人の必要な書類、何がいつまでに必要かを確認しましょう!!



連絡の手段を確認

申し込みから引越しまで色々と不動産屋さんと連絡をとる機会が多くなりますので、お互いが連絡のとりやすい時間帯又は不動産会社の営業時間・定休日・担当者の休みを確認しておく事をお勧めします。

時間の無い方はメール、FAXを利用するとスムーズです。出来る限り担当者とお話することが望ましいです!



重要事項説明書とは

申し込み金を預けた際に宅地建物取引主任者から建物の条件、注意事項等の説明をしてもらいます。初めて聞く言葉が多いと思いますが、解らない言葉等は遠慮せずに質問しましょう!



■入居審査って何?


審査とは

入居審査は、入居申込書、提出書類等をベースに大家さん、家賃集金会社、入居審査会社等に判断してもらいます。申込書に、記入漏れ等があれば審査を開始することが出来ない場合が多いです。
※保証人の内容等の部分、例えば、勤務先、収入等はその場で記入できない場合がありますので、申込書記入時に保証人に連絡をとって、その場で記入したほうが、審査結果も早く解る事でしょう。

審査の結果の連絡方法も事前に確認しておくといいと思います!!



審査方法

審査の方法は前項にもあるように大家さん、家賃集金会社、物件管理会社さまざまな方法で判断している場合があります。
例1.収入・勤続年数・過去の支払い等の遅れ(家賃等とは限らない)
例2.同じマンションの入居者方々との調和(学生・勤務先・ 職業・家族構成)
大家さんも賃貸物件を経営する以上、家賃集金会社に依頼しなければならない場合も考えられます。



■審査結果の連絡


審査結果の連絡がきます。問題の無い場合は、契約日・入居可能日・契約金の詳細・連帯保証人の立会いの有無、契約時に必要な書類、契約書の送付期日(契約書が契約日以前に必要な場合。契約日当日に場合の両方があります。)の連絡も一緒になりますので必ずメモをして確認しましょう!!

※特に連帯保証人が立ち会う場合は、連帯保証人への連絡を忘れずに!契約日・引越し日がどうしても都合が悪い場合は相談してみましょう!基本的には変更できませんが、大家さんによっては変更してくれる場合もあります!


■いよいよ契約です!!


契約方法

一般的に以下の方法があります。

  1. 貸主(大家さん)と借主(入居者)と仲介業者まがは管理会社(不動産屋さん)の3者で行う場合。
  2. 仲介業者又は管理会社が貸主の依頼で代行として、借主と2者で行う場合。

<解説>一番理想的なのは1の3者で行うことですが、今は、大家さんも仕事をしているケースや、高齢のため契約場所までいけないケース等の理由で、一般的なのは2の方です。連帯保証人の立会いは遠方の方が多い、先に契約書を作成している場合などは、印鑑証明書が添付されているので立ち会わないことが多いです。



契約書等の確認

契約書には、物件の住所、家賃、管理費(共益費)、敷金、礼金、契約期間、更新の内容、契約の解除、設備、家賃の支払い日・方法、特約事項(注意事項)等が記載されているので再度確認しましょう!
※後で「知らなかった!」は、通用しません!契約書は重要な書類す。特に特約事項、更新料、には注意しましょう!契約書は貸主・借主1部づつ保管、場合によっては仲介業者が一部保管する場合があります。
※契約金等の領収書や預かり証を忘れずに受け取りましょう!

時間があれば引越しをスムーズにさせる為に建物に一度行ってみると良いと思います!